2025/02/03 12:59


ブログでは毎月、占星術師イヴァルナによる書き下ろしの星のメッセージをお届けしています。

星たちの軌道は、運命の流れを映し出し、未来のヒントをそっと教えてくれます。

イヴァルナによる洞察が、あなたの内面にひらめきをもたらし、愛や出会いにまつわる希望や心の準備を助けるものとなることを願っています。


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2月の空。
2月は一年で最も日数が少ない短い月で、現代の暦以前の古い暦では、一年の終わりを意味していました。そして新年は1月ではなく、3月の春分の日に始まるとされていました。ですので、2月は再生や生まれ変わりの前に、浄化の時期とされていました。2月にキャンドルを灯したい時は、「浄化」のお願い事をすると良いでしょう。

この月は、自分の過ちや罪が許される時です。また、第二のチャンスが与えられる時期でもあります。さらにあなたを苦しめたり、傷つけてきたものや、悪い人々や出来事を運命があなたの人生から追い出してくれるタイミングです。あなたがそれを許すのなら、そういったものは一掃されるのです。浄化とは、幸福や善、そしてより神聖な状態へと向かうことです。このことを私たちは皆、忘れないようにしましょう。 月初めには金星と海王星が重なり、愛の甘美な夢や、愛の最も危険な幻想が広がる時です。 そして、2月14日は言わずと知れたバレンタインデーですね。皆さんに、ささやかな愛と、ちょっぴりのいたずら、そして楽しいひとときが訪れますように!
その少し前、12日には獅子座の満月があり、目標や野心がピークに達します。満月の後、一日ほどで月は一等星のレグルスと重なります。ですので、この時期は人生における成功や、何かしら得られるものが期待できるでしょう。


「星たちが語る、2月のメッセージ」

ある愛は、痛みや絶望に満ちているように思えるかもしれません。しかし、どんな関係も ― 幸せなものも、悲しいものも、喜びに満ちたものも、苦しみや混乱に満ちたものも ― そのすべてが人生という豊かなタペストリーの一部です。それらは、感情の強さの一部なのです。

関係が私たちを不幸にするのは、それが与えることができる以上のものを求めたり、本来の役割以上のものを期待したりする時だけです。いくつかの愛は変えることができますが、そうできないものもあります。たとえ時に痛みを伴うものであっても、その関係が与えてくれるものを楽しみ、経験することができるなら、それは価値のあるものです。それが恋愛であれ、友情であれ、幻想の愛であれ、片想いであれ、秘密の愛や禁断の愛であれ、あるいはすでに誰かのものとなっている愛であれ。古い憧れ、新しい欲望、永遠のものでも、一時的なものでも、それらは人生を豊かにしてくれるのです。さもないと、人生は味気なく、私たちは貧しくなります。

だからといって、「受け入れがたいものを受け入れなさい」と言っているわけではありません。運命があなたにもっと素晴らしいものをもたらすためには、その経験もまた魂の道の一部であると認識し、それを価値あるものとして受け止めることが大切なのです。

人生は、魂の伴侶との真の幸福にたどり着くまでに、多くの人、多くの状況、多くの場所を経験させるものです。ですので、歩みを止めないでください。きっと、たどり着けますから。

人生はときに空虚なものだからこそ、すべての愛や友情は贈り物であり、それがもたらすものが何であれ、大切にすべきだと私は考えています。

心を込めて イヴァルナ