ブログでは毎月、占星術師イヴァルナによる書き下ろしの星のメッセージをお届けしています。
星たちの軌道は、運命の流れを映し出し、未来のヒントをそっと教えてくれます。
イヴァルナによる洞察が、あなたの内面にひらめきをもたらし、
愛や出会いにまつわる希望や心の準備を助けるものとなることを願っています。
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10月の空。
秋は、しばしば一年の中で空がもっとも美しい豊穣の季節です。夕焼けの空にはピンク色の雲の筋が描かれ、夜は黄みがかった大きな月が出ます。
今月の満月は、海王星と逆行中の土星に重なります。伝統的な解釈では、権力者による過去からの嘘や欺瞞、あるいは大衆を惑わすようなごまかしが明るみに出ることを意味します。また、古代の真実が明らかになるとも言われています。
小惑星ケレスがオポジションに位置し、さらにドラコニス流星群が満月の頃にピークを迎えますが、月光のため流星はあまり見えません。それでも、それらは光の使者であることに変わりはありません。
月には多くの呼び名があり、イギリスでは「ハーベストムーン」と呼ばれています。
10月の終わりにはハロウィンがあります。月が下弦となるその夜は、生者と死者の世界の間に佇む扉が開かれると言われています。これは、今は亡き愛する人たちへ祈り、思いを馳せ、彼らのためにロウソクを灯すのにふさわしい時です。今も愛されていることを伝えてあげてください。
「星たちが語る、10月のメッセージ」
愛は永遠であり、時を超えていきます。他のすべてが失われても、愛は残り続けることがあり、それは痛みを伴うこともあれば慰めにもなります。
ソウルメイトを失ったり、不本意に離れざるを得なかった人は、二度と愛することなどないと感じられるかもしれません。しかし、やがてまた愛することはできます。このことを知るということは慰めになります。
人生から何かが出ていくと、余白が生まれますが、必ずそこに何かが入ってくるのです。これは宇宙の法則のようなものです。失われたものがそのまま戻ってくるとは限りません。なぜなら、宇宙の法則の一部は「変化」であり、すべては移ろい、時も流れていくからです。
苦しみは必ず終わりを迎えます。空白や欠落を満たすものは、失われたものの大きさに比例します。素晴らしかった関係は、また別の、同じくらい素敵なそれに置き換わりますが、それはしばしば全く異なるものでもあります。
人生は冒険の道のりです。前を向いて「誰があなたを愛するために待っているか」を見る準備ができたとき、星々が答えを示してくれるでしょう。
心を込めて
イヴァルナ